SMALL BUSINESS / NETWORK店舗のネット回線・Wi-Fiガイド

SMALL BUSINESS / NETWORK / GUIDE 03

店舗の回線乗り換え、旧回線はいつ止める?決済・予約の動作確認から

決済端末の対応確認と予備の手順を、回線申し込みより先に。

公式情報確認:2026.10.17 ・ 読む目安 6分
未提携の比較ガイド・実体験レビューではありません

記事更新:2026.10.18。追加した条件の公式確認日は、該当する節に記載しています。

先に、結論

端末会社の対応確認、対応ルーター、営業前テストをそろえてから旧回線を終えます。

YOUR SITUATION

自分に近い条件から、進める。

01

新規開店で旧回線がない

工事日と業務テスト日を別に確保し、遅延時の営業内容を開店前に決める。

ここは注意申込受付は開通日の確約ではない。未確認の予備回線も使用可能として計画しない。

02

既存店舗の回線を切り替える

既存機器の対応回答と新回線のテスト完了後に、旧契約の終了を調整する。

ここは注意新旧の重複月額が必要になる可能性と、電話番号の扱いを別に確認する。

03

カメラや端末に固定IP等の条件がある

必要な機能を端末提供会社へ提示し、候補回線での対応可否を書面等で確認する。

ここは注意SからMに変えても接続方式の条件が解決するとは限らない。

01

機器ごとに必要な条件を確認する

お店の回線は、契約ができることと業務で使えることを分けて準備します。まず決済端末、予約システム、防犯カメラの型番と接続条件を一覧にし、それぞれの提供会社に候補回線で使えるか確認します。固定IPや特定の通信方式が必要な機器は、月額比較より先に条件を合わせる必要があります。法人での申し込み可否だけでは、個々の機器との相性まで分かりません。

02

v6プラス対応を型番で照合する

So-net 光 S/M/LはPPPoE接続を提供しておらず、IPv4通信にはv6プラス対応機器が必要です。手元にあるWi-Fiルーターがそのまま使えるとは限りません。型番で対応を調べ、レンタルと購入の費用をそろえて比べます。電話番号の扱いや既存サービスの終了日も、回線本体と別の確認欄を作ると見落としにくくなります。

03

開通と業務テストを別に予定する

開通日が決まったら、営業開始より前にテスト日を設けます。通常の会計、取消、予約更新など、店で必要な操作を順番に確認してください。回線が使えない時の対応は端末会社の案内に従い、予備回線で利用できるかも事前に確認します。申込受付日だけを基準に旧回線を解約せず、新回線の利用開始と機器テストが終わる日から逆算するのが安全な進め方です。

04

型番だけでなく、印刷・取消・遠隔閲覧まで確認する

問い合わせには機器の型番だけでなく、接続方法と必要な機能も添えます。防犯カメラなら店外からの閲覧、予約端末なら印刷や通知、決済なら取消操作までが確認対象です。端末提供会社の回答日と担当窓口を一覧に残し、未確認の機能を開店後へ持ち越さないようにします。回線が開通したという連絡と、必要な機能が使えたという記録は別に管理しましょう。既存の電話やレンタル機器も、新旧どちらの契約に属するかを書いておくと返却時の混乱を防げます。

  • 工事日がずれた場合に営業をどうするか決める
  • 予備回線で使う場合も、端末提供会社に対応可否を確認する
  • 旧回線の終了日を、申込受付だけを根拠に決めない
05

開店可否は、機能ごとの合格記録で判断する

テスト表には「誰が・いつ・どの操作を確認したか」を残します。たとえば予約が画面に出るだけでは、通知や印刷まで動くとは限りません。会計も接続確認だけで終えず、端末会社が案内するテスト方法と取消確認を一組で予定します。未完了の機能には次の連絡先と確認日を置き、担当不明のまま開店日へ進めません。

予備の方法を使う場合は、機器の対応だけでなく追加通信料、契約上限、必要な操作が全部できるかを確認します。回線を変えることで生じる二重契約や機器の配送費も開店費用へ含めます。認証や保護機能を外して一時的に動かす方法は採らず、公式に案内された運用で必要業務が終わることを合格条件にします。

  • 機器提供会社の回答と実店舗での確認を別欄にする
  • 故障・障害時に従業員が連絡できる窓口をまとめる
06

固定IP・特定ポートが必須なら、料金より先に止めて確認する

v6プラスでは固定IPサービスを利用できず、PPTP・SCTPなどの特定プロトコル、特定ポート、共有IPv4アドレスでは使えないサービスに制約があります。防犯カメラ、拠点間VPN、外部から接続する機器がある店は、単に「インターネット対応」と聞くだけでは足りません。必要な通信方式を機器提供会社へ照会し、S/M/Lで使えると確認できるまで候補を確定しないようにします。

質問は「この型番の、この機能を、共有IPv4のv6プラスで使えるか。固定IPや受信ポートの指定は必要か」と具体化します。S/M/LはPPPoEを提供しないため、一般向けのv6プラス説明にある「PPPoEへ戻す」対処をそのまま使えません。SからMへ上げても、この接続方式の条件がなくなるわけではありません。

必要なのが外部からのカメラ閲覧だけなら、既存機器の公式対応機能で実現できるかを先に確認します。対応未確認の中継機や追加ルーターを買う前に、用途に合う回線・構成かを判定してください。対応すると分かった場合も、開通後は店内からの閲覧と店外からの閲覧を別々に試します。

  • VPNという名称だけで一律に利用可・不可を決めない
  • 端末会社の回答には型番・機能・接続方式・回答日を残す
07

乗り換え時は、旧IPoEの終了も開通確認に入れる

So-netは、他社のIPoE接続サービスを利用中の場合、その解約手続きが完了するまでv6プラスを利用できないと案内しています。工事完了、ルーター到着、旧サービス側の手続き完了を一つの出来事として扱わないことが大切です。

乗り換える前に、旧提供会社へIPoEの終了手順と完了確認方法、新提供会社へ利用開始までの条件を問い合わせます。先に旧回線全体を解約するという意味ではありません。両社の指定順序と通信できない可能性がある時間を確認し、店舗のテスト日へ反映します。開通後に一部サイトだけ見えない場合も、追加購入の前にv6プラスの利用状態と対応機器を公式窓口へ確認してください。

  • 工事完了の通知と、v6プラスが使えることの確認を分ける
  • 機器の設定変更や解約は、対象契約の公式手順で進める
この条件の公式資料

この節の公式資料確認:2026-10-18

WHEN THINGS GO WRONG

うまくいかない時の、戻り方。

工事が開店予定日に間に合わない

確定見込みと未確定理由を回線窓口へ確認し、対応が確認済みの代替手順か営業予定の調整へ切り替える。既存回線があるなら先に止めない。

通信はできるのに会計の一部機能が使えない

操作名とエラーの表示を機密情報を除いて記録し、端末窓口へ確認する。テスト決済や取消は会社の指定方法で行い、無計画に繰り返さない。

次の一歩機器代と月々の支払いを整理する

この記事の公式出典

確認日:2026年10月17日

このガイドの先頭へ ↑